あなたの武器は何ですか?

ある入稿原稿を書き直しをした。もちろん私がヘボライターだからであるが、編集部の指示に従って書いたからでもある。その指示には、ほのかに疑問もあったが、飲み込んだ私も悪かった。

一言でいえば「人物をステレオタイプで描いた」。

人の半生をどう描くか、文字数や媒体などの制限の中で、実は難しいものである。以前のその媒体の入稿原稿では「枝葉」をばっさりと切られて、「幹だけの物語」にされた。描いた人物には様々な「行き当たりばったり」の経験があったが、その部分をばっさり削られて、ひとつの物語に仕立てられた。

文字数が少ないので仕方ないといえなくもないが、それは執筆+編集側の都合である。書かれる方は「なんで?」と思ったかもしれない。一本の幹ではなく、枝葉にこそ「その人を生かす樹液」があることが往々にしてあるから。

なぜなら、おそらくほとんどの人は、くねくね曲がって生きている。フシもあればコブもある。スギの人工林のようにまっすぐ太陽に向かって伸びているわけじゃない。曲がりもすれば、折れもする。私が自分を「りり〜」と「ニョロ」を使うのはまっすぐじゃない女だから。

制限のある中で、いかに幹=本質を書くか?

というのが人物ライターのミッションだが、今回はそれを怠ってしまった。ゆえに再取材をして再文字起こしをするハメになった。再取材でシクじるわけにはいかない。樹液を掴むための質問を投げかけた。

私(取材者=りり〜郷)は一貫性のない経歴をもつ者ですが、ひとつあげれば「リサーチ」です。リサーチで文を書く、リサーチしてさらにつっこむ。リサーチで資格をとる、リサーチでビジネスする、今はリサーチして女性化に励んでいます。リサーチは私の武器です。
あなたの武器はなんですか?

武器とは樹液である。幹も枝葉も関係なく、樹液に沿ってその人を書けばいいのだ。2稿の編集で悪改変をするなと思っているところです。

パンダのパンだ。(本文と関係ない画像です)

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